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碁笥は一般的な芸術性がある道具

囲碁は古い時代から古今東西の人たちに愛されてきたものですから、道具もそれなりに工夫され、機能性を追求するとともに、芸術の香りも注ぎ込まれて、今日に至っています。

その中で碁石はハマグリと那智黒石で、厚みや形が重んじられ、碁盤は材料の反発性や石を打った時の音などに、匠たちの息吹が宿っているものも数多くあります。

もちろん、これらは高価なものですから、一般庶民には手を出しにくい世界のことになっています。

碁盤の横の飾り絵柄などはまさにその通りでしょう。

その中で碁笥はどちらかというと、一般的な芸術性があるものということができそうです。

もちろん、今はプラスチックや栗、ケヤキ、さくらなどが主な材料で、ほとんどが機能中心に作られていますが、どうかすると、彫り物が施されているものを見かけます。

碁盤の豪華さには及びませんが、ほのぼのとした一般的な芸術性がある道具ということが言えそうです。